メガネ選びには顔の形が重要となる
自分にあったメガネのフレーム選びにおいて、最も重要となる要素の一つに、顔の形があります。人間の顔の形は大きく分けて、面長や逆三角形、丸顔と四角顔の4種類に分類されます。最初に自分がどんな顔の形に分類されるのかを把握しておくと、自分にあったフレーム選びが、極めてわかりやすくなるといった特徴があります。一般的な印象として、自分の顔の形とは異なるタイプのフレームを選ぶと、他人から見た時に似合っていると言われやすくなります。
理想的な眼鏡のフレーム選びの基準としては、眉と瞳に加えて、顔幅という3つの要素が大きく影響します。とりわけ、顔幅はフレーム選びにおいて大きなウェイトを占めているため、自分の顔の形を把握していく作業は非常に重要となります。

顔の形を考慮したフレーム選びの一例
顔の縦幅が比較的長いため、人からスマートな印象を与える面長の人には、リムの縦幅が長いため、顔の長さを気にしなくなるウェリントン型のフレームがおすすめです。一方で、スッキリとした顔立ちが特徴の逆三角形タイプの顔型には、丸みのあるオーバル型のフレームを選ぶと、柔らかい顔立ちという印象を他人に与えます。顔の縦と横の長さの比率が小さいため、柔らかい印象を与える丸顔の場合、スクエアのような角ばったフレームを選ぶと、シャープな印象を与えられます。
クールな印象を受けるものの、角ばった顔が特徴となる四角顔のタイプの人は、ラウンドやボストンのような丸みのあるフレームを選ぶと、スッキリとした顔立ちに変わります。顔の形に基づいたフレームを選ぶ場合、さらに、フレームの太さやフロント部分の枠、素材選びも重要となってきます。